ロシアで最も温暖な7都市:寒い場所ばかりじゃない

Alena Frolova/Getty Images
ロシアは冬の寒さで知られているが、これらの都市は1月でも暖かい。そして、夏は本格的な暑さになる。

1. ソチ

 黒海沿岸のこのリゾート都市は、亜熱帯にある。ソチは、ロシアで最も暑い都市の1つだ。年間平均気温は +14°C(摂氏)/+57°F (華氏)を超え、気候は穏やかで、急激な変化はない。冬は通常、およそ+10°C(+50°F)、夏は+30°C(+86°F)だ。

2. ヤルタ

 クリミア半島は、冬も夏も暖かい。最も有名なリゾート都市の1つがヤルタだ。ここの年間平均気温は、ソチと同様。冬は、雨が降ったり霧が出たりすることが多く、雪はすぐに溶けてしまう。

3. デルベント

 ロシアで最も古い都市の1つがカスピ海沿岸にある。冬は通常温暖で、夏はしばしば +35°C (+95°F)を超える。 

4. アストラハン

 ヴォルガ沿岸の、この南部の都市は大陸性気候だ。冬には、数日間-20°C(-4°F)まで下がるかと思うと、その後氷雪はすべて溶け、また翌日には氷点下に下がり氷に覆われる、という具合だ。夏は約 +30°C (+86°F)の暑さになり、風も強い。 

5. ヴォルゴグラード

 ヴォルゴグラードの気候はアストラハンのそれに似ており、夏は暑く、冬は寒い。1940年には +42.6°C(+109°F)の酷暑を記録した。そして同年のヴォルゴグラードの最低気温は、-33°C(-27.4°F)だった。 

6. グロズヌイ

 チェチェン共和国の首都の夏は、非常に暑く乾燥しており、しばしば+35°C(95°F)を超える。一方、冬の気温は、零度を少し下回る程度だが、風のせいでより寒く感じる。

7. エリスタ

 カルムイク共和国の首都では、夏の気温は +40°C(104°F)を超え、冬は通常零度を少し下回る。カルムイク共和国では雪はめったに降らないが、-20°Cの寒さに見舞われることもある。ただし、それは長く続かない。

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