アメリカの人気コメディドラマ「フレンズ」に登場する「セントラルパークカフェ」にそっくりな「カフェ・フレンズ」が昨年、モスクワでオープンした。カフェに置かれているのは、シチュエーションコメディの中で登場人物たちの溜まり場として何度も出てくるカフェにある赤茶色のソファと緑の椅子、そしてレンガの壁にモニター。メニューにもドラマの登場人物の名前がつけられており、「太ったモニカ」、「ロスの盗まれたサンドイッチ」、ラスク「リチャードのヒゲ」、パスタ「レイチェルのイタリア人彼氏」などがある。
アドレス:Moscow, Krasnobogatyrskaya uliza, 90c2 Краснобогатырская улица, 90с2
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「ゲーム・オヴ・スローンズ」の第7シーズンのスタートを前に、サンクトペテルブルクに「鉄の玉座」や「ウィアウッドの木」、黒と白の館の「顔の部屋」などを持つ、このドラマをモチーフにしたバー・ミュージアム「ゲーム・オヴ・ソーズ」がオープンした。カクテルの名前もドラマにちなんでおり、ウィスキーベースの「ドラカリス」、レモンとジンの「冬来たる」、ジュースとライムとジンとシロップのショット「壁のむこう」などが飲める。
アドレス:Sankt Peterbrug, Nevskiy prospect, 131
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ヴォロネジのベッドタウンにあるのがカフェ「ビルボの店」。2005年に「ロード・オブ・ザ・リング」の大ファンである地元のレストラン経営者、ドミトリー・ルキノフさんがオープンした。店内の壁には、ガンダルフのコート、地中海の地図、フロドやアラゴルン、ビルボの顔など、作品の象徴が飾られている。メニューはよくあるヨーロッパ風カフェのものと変わらないが、ドリンクは「絶対的支配のジュース」、バナナとパイナップルのカクテル「ガラドリエルの力」、ニンジンとトマトとセロリのフレッシュジュース「ノースローハンドリンク」などちょっと変わったものが揃っている。
アドレス:Voronej, ul. Lizjukova d. 46a
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2018年、モスクワの映画館「オクチャーブリ」にオープンしたのが「ツインピークス」をモチーフにした「キャスティング・カフェ」。赤いベルベットのカーテン、白と黒の床、舞台の照明は有名なドラマのインテリアそのものだ。レストランには新旧さまざまな映画を上映するプロジェクターが置かれている。またキッチンはオープンスタイルとなっている。ワインリストはコメディ、スリラー、ドラマの3つのジャンルに分かれている。
アドレス:Moscow, ul. Arbat, 24
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1980〜1990年代の雰囲気を醸し出す「ブレードランナー」のサイバーパンクスタイルのラウンジバー「ディスケット」は2018年夏にサンクトペテルブルグでオープンした。バーカウンターは真空管テレビでできており、メニューはフロッピーディスクに書かれている。また家具はヴィンテージもの、そして249本のカセットで作られたアートインスタレーションが飾られている。ミニミュージアムで未来技術を学んだり、ヴィンテージもののビデオゲームを楽しんだり、1980年代の美学に関するビデオを鑑賞したり、バーチャルリアリティの世界に入り込んだりすることができる。毎週金曜と土曜には異なるテーマでのコンサートが開かれている。
アドレス: Sankt Peterburg, Apraksin Pereulok d.2, 5 floor
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「パパ・ベイダー」はおそらく、モスクワで唯一のコスプレカフェで、「スターウォーズ」をテーマにしている。カフェではライトセーバーで戦ったり、コスプレの写真撮影会が行われたり、またときにはスペースを他の映画の世界に譲り、「アベンチャーズ」や「ウィッチャー」などをテーマにしたパーティなどが開かれている。
アドレス:Moscow, Bolshoi Zlatoustinskiy pereulok, 3/5 c1
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